全国有数の「春の七草」の産地として知られる愛媛県西条市で、七草の収穫・出荷が最盛期を迎え、ビニールハウスや畑では農家らが、パック詰めなどの作業に追われている。
 JA西条によると、管内では13戸の農家が計約14ヘクタールでセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの「七草」を栽培。今年は寒暖差が大きく、規定のサイズや時期に合わせて育てるのが難しかったという。大みそかに収穫が始まり、6日までに北海道から中国地方にかけて約100万パックを出荷する見込み。